今日のブログのテーマは、人はどんな状態になると貢献しようと思うのか?というテーマについて書きたいと思います。
このブログについて
このブログは当初は一般向けに書いていましたが、今はデジタルスタジオの社内従業員向けです。人が増えたこともあり、ほとんど会社で会わない人や、リモートワークで全く会わなくなってしまった事もあり、社長の考えや思いをブログを通じて発信しようと思っています。デジタルスタジオ以外の方が読んだとしても、常に役に立つことを前提に書いていますので、何らかの参考にはなると思います。
現在の40代以上の方、小学生の夏休みの宿題を思い出してみてください。
自由研究なるものをやるときって、百科事典を参考にしたのではないでしょうか。
百科事典にある絵や図を自由研究の大きな用紙に写して、課題をやったのを思い出してみてください。
今の時代は、ウィキペディアが当時の百科事典に置き換わるように、オンライン百科事典になっています。当時と決定的に違うのは、ほんの百科事典は買う必要がありますが、ウィキペディアは無料であることです。
ウィキペディアは貢献の産物である
ウィキペディアで書かれているページは、貢献者によるものです。誰も強制されることなく世界の誰かが世の中に役に立ってほしいという思いから彼らの知識がそのままページとして提供されています。
イギリスの科学雑誌『ネイチャー』の調査によると、ウィキペディアとブリタニカ百科事典の正確さは、ほぼ同程度だったそうです。ウィキペディアには記事当たり約4カ所誤りがあったそうですが、ブリタニカ百科事典も約3カ所あったそうです。
ウィキペディアのコミュニティー参加者は定期的に投稿し内容の正確性を保つことも惜しまないそうです。
この研究をした ロッドAベックストロームは、 The Starfish and The Spider の書籍で「人は開かれたシステムの中に身を置くと、無意識のうちに貢献しようという気になる。」と結論付けています。
これは特にソフトウェア、オープンソースの世界の哲学ではないかと思います。
今日はここまで。
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