5月に開催されるITの展示会に出展します。
越境ECのゾーンでLive Commerceで出展しますので、ぜひお立ち寄りください。
展示会概要
日時 : 2018年5月9日~11日
場所: 東京ビックサイト(有明)
入場は5000円かかりますが、事前に招待券を申請することで無料では入れます。
当社に依頼される場合は、資料請求していただきますと招待券を一緒に送付させていただいております。
招待券の申請はこちら
2018年3月30日金曜日
2018年3月28日水曜日
定期購入システム
業界的に最後発の最後発になりますが、定期購入ECシステムをリリースしました。
業界でトップシェアを持つ「たまごカート」さんや「リピスト」さんといった競合と真っ向からぶつかりますが、越境ECに対応していたりStripeによる多通貨決済が使えたりと小さい部分でいろいろと尖った機能があります。
6年前に一度開発したものの、バグが多すぎて凍結していたプロジェクトでしたが、開発者を増加したことで復活したプロジェクト第一弾とでもいいましょうか。招聘した優秀な外国人エンジニアに感謝です。
Live Commerce 定期購入システムは以下のビジネスシーンにおいて利用が可能です。
単品通販サイト
同じ商品を毎月送る場合の通販サイトに適しています。同じ注文を決まった日時で自動的に作成します。化粧品や健康食品など使ったら無くなってしまう消耗品全般なら全てが対象になります。
会員型課金サイト
学習塾、習い事などの毎月同じ一定額をクレジットカード決済で課金したい場合に、同じ金額を自動的に決済します。
非ECサイト
ユーザーの年会費や、システムの保守費用など同じ一定額を決まった日時で自動的に決済します。
業界でトップシェアを持つ「たまごカート」さんや「リピスト」さんといった競合と真っ向からぶつかりますが、越境ECに対応していたりStripeによる多通貨決済が使えたりと小さい部分でいろいろと尖った機能があります。
6年前に一度開発したものの、バグが多すぎて凍結していたプロジェクトでしたが、開発者を増加したことで復活したプロジェクト第一弾とでもいいましょうか。招聘した優秀な外国人エンジニアに感謝です。
Live Commerce 定期購入システムは以下のビジネスシーンにおいて利用が可能です。
単品通販サイト
同じ商品を毎月送る場合の通販サイトに適しています。同じ注文を決まった日時で自動的に作成します。化粧品や健康食品など使ったら無くなってしまう消耗品全般なら全てが対象になります。
会員型課金サイト
学習塾、習い事などの毎月同じ一定額をクレジットカード決済で課金したい場合に、同じ金額を自動的に決済します。
非ECサイト
ユーザーの年会費や、システムの保守費用など同じ一定額を決まった日時で自動的に決済します。
ラベル:
定期購入システム
2018年3月13日火曜日
ソフトウェア(システム開発)の発注基準
先日、とある会社の社長と食事の席で話題になったのが、「システムにできないことは年々ほとんどなくなってきている」という話題でした。
中小企業にとってソフトウェア開発の見積もりをとる際にその価格が高いのか安いのかの判断が難しいと思いますよね。基本的には「ソフトウェア開発の工数(時間)x単価=ソフトウェア開発費」という図式ですが、最終的のこの見積もり金額通りに発注したとして、そのソフトウェアが課題解決するための費用対効果として優れているのかどうかの価値判断が難しいと思われがちですが、、その見積もり額の発注基準を私なりに紹介したいと思います。
まずは、みなさんの周りにもある、ありきたりな課題です。
例えば次のようなルーチンワークならどの会社でもあると思います。
- 請求すべきデータをまとめ請求書を送る
- クレジット決済を月1回バッチ処理する、そのための顧客マスタデータをダウンロードしCSVファイルを作成する
- 任意の時間に決まった定型データの登録をウェブシステムなどに行う
- 任意のシステム間の在庫のデータを共有する
- カタログやウェブサイトからメールマガジンを作る
- 任意のデータから商品データを作る
おそらく、まだ人力で行われているのではないでしょうか。
それらの作業をソフトウェアががれば一発で行えますよね。
ソフトウェアというのは恐ろしいもので、一度作り上げてしまうと、上記の仕事を必ず同じ時間に凄まじいスピードで正確に行なってくれます。「今日は体調が悪いから流して違う仕事をしよう」などはありませんよね。
人間の社員さんなら、その時の気分や体調に仕事の結果も左右され、それが進捗に影響したりしますが、優秀なソフトウェアを開発してしまえば不平不満を言わずに停電やサーバダウンがない限りは正確に仕事をこなします。
人間が行えば年間で数百万、場合によっては数千万規模のコストが必要ですが、ソフトウェアなら最初の初期費用はそれなりにかかったとしても、年間の保守やアップデートの料金はたかが知れています。
そのため、中規模クラスの会社(年商1億以上)になってくると、初期費用の負担とソフトウェアがもたらす経済的価値の比較・費用対効果を検証できないと、いつまでたっても事務仕事を人間か抱える状態から抜け出せません。すなわち、ビジネスにおける生産性が非常に低い会社になってしまいます。
システムが経済的価値を年間1億円生み出し、社員が3名しかいなければ、社員1名あたりの生産性は約3300万、1名あたりの売上高トップ500ともなれば、1名の社員が15億円もの生産性をあげています。もちろん、すべてがソフトウェアということは断言できないが、少なからずコアビジネスに集中するために、本丸の部分はソフトウェアでしっかりと基盤を作り、おそらく事務作業などはクラウド化やアウトソースが一般的なケースだと思われます。
例えば次のようなルーチンワークならどの会社でもあると思います。
それらの作業をソフトウェアががれば一発で行えますよね。
そのため、中規模クラスの会社(年商1億以上)になってくると、初期費用の負担とソフトウェアがもたらす経済的価値の比較・費用対効果を検証できないと、いつまでたっても事務仕事を人間か抱える状態から抜け出せません。すなわち、ビジネスにおける生産性が非常に低い会社になってしまいます。
システムが経済的価値を年間1億円生み出し、社員が3名しかいなければ、社員1名あたりの生産性は約3300万、1名あたりの売上高トップ500ともなれば、1名の社員が15億円もの生産性をあげています。もちろん、すべてがソフトウェアということは断言できないが、少なからずコアビジネスに集中するために、本丸の部分はソフトウェアでしっかりと基盤を作り、おそらく事務作業などはクラウド化やアウトソースが一般的なケースだと思われます。
発注基準となる考え方
ソフトウェアの開発にかかる初期費用の見積もりに対して、高いか安いかを判断する基準として私がオススメするのは、社員1名あたりの生産性との比較だと思います。
例えば、年収400万円の社員さんが任意の作業に1日1時間、週に3回行うとします。年間で約30万円のコストになります。たった週3時間の作業でも年間だと30万円もかかっていることになるのです。システムの初期費用が仮に50万円かかったとします。ソフトウェアの取得価格と耐用年数は一般に5年なので、5年間で50万円の経費ですから年換算すると(細かい計算は除外するとして)、10万円/年ということになります。これが社員さんの経費よりも高ければ、検討するべきですが、安ければ発注した方が賢い判断となります。私が提示した例ですと、ソフトウェア年経費10万 < 人件費30万 となりソフトウェアを発注した方が年間20万円部分の付加価値の高い仕事を社員さんは行うことができるという説明がつきます。
ソフトウェアを上手に発注できる会社は伸びる
IBM、DEC、Compaq、Dell などのハードウェアを作っていた企業が、Microsoft に代表されるソフトウェア企業に飲み込まれてしまいました。
Google が株式を公開した2004年以降は、コンピュータ業界と同じく、成長の大部分は Google、Facebook、Netflix などのソフトウェアを上手に使いこなす企業が持って行ってしまっています。
iPhone が誕生した2007年以降、Nokia、Blackberry、Motorola などの従来型の携帯電話メーカーの企業価値は著しく損なわれ、ソフトウェアを上手に活用した Apple が企業価値の大半を占めるようになってしまいました。
小売業界の変化は、Amazon が誕生した1997年にスタートしていますが、他の業界と比べて長い時間がかかっていますが2018年現在では、Amazonが小売の38.7%(米国)までシェアを伸ばしています。
つまり、ハードウェアで勝負をする時代からこの20年でソフトウェアで勝負するビジネスにまったく変わってしまったことを表していると思います。
この根本的な変化に気づかずに、ソフトウェアを単一的なビジネスの改善だけに発注をしていたとすれば、未来は明るくありません。どの各業界にも今日のトップ企業といえば、コアなるビジネスには必ず自社ソフトウェアを使い、そこには巨額の投資を行っています。
そこで、どうやったらソフトウェア開発を上手に発注し、パートナーと良好な関係を構築することができるかという点で考えてみます。
市場で使えるソフトウェアこそが費用対効果の高い投資
DENSOのスクラム開発が最近では話題になりましたが、時代は要件定義を固めて、、、というスタイルはだいぶ古くなったように思えます。
私がクライアントとこの15年、開発を請け負ってきた中でもっとも成功したケースの開発はだいたい以下のようにまとめることができます。
- 最小構成の機能に絞り込んで発注する。あったらいいな機能はここでは封印する。
- 最小構成の機能でビジネスを市場にできる限り早く稼働させる。
- 最小構成の機能でビジネスが回るまでバグを取り除く。
▲ここまではあまり、機能を追い求めない。優先順位は市場へのリリースである。
「フェーズ1」
▼ここからユーザー満足度を高める機能をガンガン作り込む。
- あったらいいな機能をアジャイル型開発で回す。
「フェーズ2、3、、、、」
大手の企業様も、だいたいこんな感じで見積もっています。
プロジェクトが失敗するのは、フェーズ1で機能をてんこ盛りにした担当者の人間性に現れます。
例えば、ホテルの予約サイトだったら、滞在日程、ホテル名、人数、部屋、支払い方法、予約者情報 これ以外の機能を全て捨てるぐらいの覚悟でフェーズ1を断行します。そして、フェーズ2で使い勝手の悪かった部分に初めて対応するといった感じになります。
▲ここまではあまり、機能を追い求めない。優先順位は市場へのリリースである。
「フェーズ1」
▼ここからユーザー満足度を高める機能をガンガン作り込む。
「フェーズ2、3、、、、」
プロジェクトが失敗するのは、フェーズ1で機能をてんこ盛りにした担当者の人間性に現れます。
例えば、ホテルの予約サイトだったら、滞在日程、ホテル名、人数、部屋、支払い方法、予約者情報 これ以外の機能を全て捨てるぐらいの覚悟でフェーズ1を断行します。そして、フェーズ2で使い勝手の悪かった部分に初めて対応するといった感じになります。
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