2022年4月24日日曜日

中国向け決済 AsiaPay社について

 ブログ5日目

今日は、AsiaPayについて書こうと思います。



Live Commerce開発当初に中国向け決済を探していた結果、AsiaPayとの提携をしたことは前回のブログでも書きました。

ペイメントナビのサイトに詳しい説明があったので、このページが良くできていますね。

https://paymentnavi.com/paymentnews/58259.html

実際には当社以外に日本のいくつかのIT企業はAsiaPayとの提携を試みています。
当時のプレスリリースを検索してみました。

  1. 2008年
    アドウェイズ、『アリペイ』、『銀聯』の決済サービスを用いた 中国市場におけるEC支援サービスパッケージの販売を開始

  2. 2012年
    香港の決済サービス事業者「AsiaPay」と業務提携(ソフトバンク・テクノロジー)

  3. 年代は不明ですが、カートレンタルサービス おちゃのこネットでもAsiaPayが利用で切りるようです。

ネットで調べる限りだと、この3社と当社なので、合計4社ほどが過去にサービスを提供していたようです。今も継続しているかは不明ですが、盛り上がりに欠けるのは、日本→中国越境ECは、決済インフラこそあるものの、まったく盛り上がらずに終わった感があります。



2000年代と2010年代でAsiaPayとの業務提携に関するプレスリリースはいくつかありましたが、AsiaPay本体は日本は直接進出はせずに、あくまでも日本側が希望する場合のみ業務提携のような形で決済サービス「Paydollor」を提供するにとどめているような印象ですね。

ただ、中国決済や各国の決済については、日本の正式な代理店もないので、このサービスが拡大・市民権を得るようなサービスになることはまずないでしょう。

Live CommerceではAsiaPayについては現在公式サイトにはプラグインとしては掲載はしていませんが、希望すれば使えるようにはなっています。

とはいえ、中国決済については、2015年ぐらいにAsiaPayからAurfyのサービスを中国決済の本丸に切り替えしていますし、Aurfyの親元であるnihaopayの方が決済インターフェースや管理業務のインターフェースははるかに優れていましたので、今後は中国決済はAurfyが日本では標準化されると思います。


ですので、AsiaPayはあくまでも日本向けの決済サービスというよりは、各国の現地法人向けの決済サービスととらえたほうが良いと思います。




0 件のコメント:

コメントを投稿