2017年8月10日木曜日

やっぱ、仕事は楽しいな

毎日、何らかの発見があって仕事が本当に楽しい。



越境ECという事業をやっていると、日本のモノを世界にネットで売るという単純なビジネスモデルなのだが、日本の商品を海外に売ることは簡単ではない。

日本人が日本人に売るのは、言葉も文化的価値観も同じなので、どんなキャッチ―なコピーで売るのかは大体予測がつく。

解決策も、日本人同士でなら相談したり、周りに聞いたりすることもできる。


一方で、海外に売る場合は、海外といっても韓国なのか中国なのかマレーシアなのか、、、海外というのは非常に抽象的でこれだとどこに売っていいのかわからないので、ビジネスとしては超が付くほどのギャンブルになってしまう。


もちろん、誰に聞けばいいのかと言っても、あまり前例は無いし、参考になりそうな本もほとんどない。貿易とかそんな本はあっても、インターネット通販としての海外への販売はまったくと言っていいほど参考本がない。


なので、自分の頭で考えるわけだが、これが毎日発見の連続で
わくわく感が止まらない。




別に当社に限ったことではなく、越境ECで日本の商品を海外に売ろうと考えているすべての起業家は、肌感覚で売れそうと思っている。おそらく私と同じことを考えているはずだ。


なんとなくの肌感覚でアメリカで売れそうとか、ヨーロッパで売れそうとかという感覚的なものは私も理解できるのだが、いざGoogleで広告とかやってみると、これが全くの不発で終わるケースが大半。


そもそも、日本の商品の需要ってどこにあるの?


おそらく、私を含めて日本の商品を海外に売ろうと思ったきっかけっていうのは、大体同じで、「日本商品は世界にまだ出ていないものがたくさんあるから、翻訳して売ったら面白いんじゃないか!」とか、たぶんこんな気軽な発想からだと思うんですよね。


でも、ぶっちゃけ、発想とそれを実行するまでの行動力は皆さん、モチベーションのある方なのでいいのですが、現実問題として長く続かない。


なぜなら、本質的にその商品の需要生息地を開拓できず、広告のコスパが見合わないとかの理由で辞めてしまう。


顧客が作れなければ会社は倒産、、まあネットショップも受注がなければ撤退ですからね。


以前の私も、商談の席では堂々と「この商品なら売れますね!」とクライアントにはよく言ったものだ。これには半分は感覚的なも、半分は検索履歴データなどちゃんと調べたもので、正直なところ「やってみないとわからない」というのが本音だった。


ただ、越境ECを事業として推進する立場にある当社が、これじゃあまずい、、ということを長年考えてして、何とかして需要の生息地と、具体的にどんなマーケティグなり、相応しいツールを開発できないかと考えていた。


クライアントのアクセス解析を見たり、自社のアクセス解析を見たりと、、。
すると、ある日、Googleアクセス解析のカスタムレポート機能に「国」と「キーワード」と「ランディングッページ」の相関性をカスタマイズして作れることが分かった。


これが、「日本の商品の需要ってどこにあるの?」 の答えのヒントになった。


当社ではDiscovery Japan Mallを運営しているのだが、Discovery Japan Mallには日本好きな外国人が勿論集まってくるわけで、その中から国とキーワードとランディングページに着目し、出店していただいた顧客の商品のうち、どの商品が何というキーワードで、どの国からアクセスされているのかを調査してみた。

これが、結果的にはギャンブル性を排除することに成功した。

具体的な内容については、こちらにビデオを作成したので、興味のある方はぜひ見てください。











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