2021年1月4日月曜日

デジタルスタジオ2021年 年頭所感

あけましておめでとうございます。今年もデジタルスタジオをよろしくお願いいたします。

 

2020年は新型コロナウイルス感染症の影響によって、社会全体が大きな変化を迫られた年でしたが、われわれにとっても事業環境が大きく変化した1年でした。

 

デジタルスタジオはこのような状況下でも、安定して成長することができました。2021年、デジタルスタジオでは「越境EC」という日本の商品を海外に販売する事業モデルに専業特化し、この分野におけるリーディングカンパニーとしてさらなるイノベーションを行います。

 

2010年から2015年まではLive Commerceというソフトウェアの開発・普及に尽力し、越境ECというビジネスモデルを完成させ、インターネットとソフトウェアの力によって外国語ホームページを安価に立ち上げることを可能とし、決済方法・海外物流の基盤構築を行いました。

 

2015年から2020年までの5年間は主に販売力を強化すべく、独自の販売チャンネルとしてDiscovery Japan Mallの立ち上げや、海外マーケティングチャンネルとしてeBay Lazada Amazonの販売連携、受注管理の開発に力を入れてきました。2020年の1年はそうした今まで開発してきたインフラを基本として自社によるマーケティング・オペレーションの総合力も相まって過去最大の海外販売の売上を記録しました。また、物量が急激に増えたため改めて海外物流のノウハウを多く学ぶことができました。

 

そこで、2021年の課題の1つが『海外物流』です。
これは海外に特化した自社物流センターの立ち上げです。現在、市場に存在する物流センターの内、海外特化型もいつくかありますが、多くの物流センターはEコマース業務とは切り離された画一的な業務となっています。ここに多くの問題点、具体的にはコストの課題があります。海外配送は実重量と容積重量のどちらか重い方を採択するという方式をとっていますが、梱包次第では送料が大きく変わってしまう点が挙げられます。海外送料を安く抑えるにはいかに小さな容積に抑える必要があり、一方で小さな容積ながらも頑強な梱包でなければならないという点です。これを高次元で同時に実現しようとするのは、市場の物流・梱包サービスでは難しいのです。この課題を自社物流センターで解決するのがねらいです。

 

2つ目として、デジタルスタジオでは既に海外販売を行うためのインフラ・マーケティング等はこの10年で解決したため、越境ECとうビジネスモデルにビジネス的な課題はありません。例えば、何らかの日本の商品を海外に販売する、年商510億円程度であればLive Commerceカスタマーサクセスプランのプログラムを実行すれば実現可能なビジネスモデルにまで進化していることです。逆を言えば、Live Commerceというソフトウェアをこれ以上進化させたところで、ECの概念が抜本的に変わらない限りは大したリターンがないというのが私の本音であります。(今後開発がないということを言いたいのはありません。)では、何が課題なのか。私が考える課題はLive Commerceの外にあります。

 

日本の商品を海外に販売する場合、例外なくゼロからの顧客開拓となるわけで、その場合の広告は新規開拓広告の配信となります。新規開拓の広告というのは、 「カートに入れたが離脱した」 というケースで、実は新規立ち上げ時はこの状態が圧倒的に多くなります。ユーザーはまだサイトを信用していないからです、このユーザーをもう一度サイトに戻す、購入まで導くためには、Live Commerceの外の活動、具体的にはメールマガジンやSNSを通じたブランドや商品情報の訴求が必要になります。この外の活動を支援するためには、ECサイト上でユーザーが検索したキーワードや個人情報、カートに入れた商品、それに関連する商品、、といったようにユーザーの興味関心のある商品をAIで提案するパーソナライゼーションによる提案がユーザー体験を最大化すると考えています。

 

越境ECを実現するための課題解決としてスタートしたLive Commerce は既にその役割を終え、どうやって日本の商品をスムーズに受け入れてもらえるかといったユーザー体験の最大化を軸としたソフトウェアに変化をしていることです。

 

そのためには、ユーザー情報を取得し、ECサイトと連動したパーソナライゼーションによるレコメンドなどが今年の課題になってきます。

 

 

以上ではりますが、2021年も「日本を世界に伝える!」という企業理念に向かって社員一同、頑張りたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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