今から7年前の記事ですが、最近になって少しつづではありますがソフトウェアの力が小売にどのように影響しているのかを解説したいと思います。
元記事はこちらです。 Software eats retail
要約すると、2013年にテクノロジーの投資家として有名な Marc Andreessen が放った言葉です。ソフトウェア業界が小売のあり方を根本から変える日が来るということです。彼はWebブラウザNetscapeの共同設立者でありシリコンバレーで最も影響力のある投資家で今までにFacebook、Airbnb、Twitter、Pinterest などさまざまなインターネットテクノロジー企業に関心を持っています。またFacebookやHHewletter-Packardの取締役会にも参加しています。
ずばり、「小売業の大半は廃業し、Eコマースは誰もが購入する場所になる。」この言葉を当時はなったあと、多くのアナリストは懐疑的だったそうです。(当然です)
彼の主張の1つとして、人間が店舗に行き、製品を閲覧し、それらの製品の代金を支払うという行為は200年前と基本的に同じで、レジや決済方法はたしかに変わりましたがコアモデルは1800年代と全く変わっていません。つまり小売業だけが他のどの分野の進歩よりも進化していない産業だということです。
仮に物理的な小売が存在しない未来など想像できるでしょうか。人間が物理的な買い物をする心理的欲求を根本から否定し、全てはEコマース化される世界です。
現実はソフトウェアが小売業を食べていますし、現在進行形でその影響力はますます強くなっていることは否定できません。2020年以降もあらゆる消費行為、広告にはソフトウェアが侵入してくると私も思います。
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