2015年6月15日月曜日

Live Commerceの次



Live Commerceを生み出してから早いものでもう7年近くになる。
その間、ソフトウェアとしてはものすごい数のソースコードの改修を行ってきた。

先ほどタスクのIDを見てみたら、2000番代となっている。つまり大小合わせても2000回以上のタスクが投稿され、エンジニアによって改修がなされた結果ということだ。
ソースコードのコミット数は7000を超えている。

ユーザーからの期待や日々いろいろな事業環境が刻々と変わっていく為、ソフトウェアの開発に終わりはないが、それでも毎日エンジニア達によってソースコードはコミットされ、日々ソフトウェアとして進化を遂げている。

7年ものソフトウェア開発の現場を経験すると、すでに全く無いものから1を生み出すフェーズ(0 -> 1)ではなく、すでにある環境を最大効率化する(1->100)フェーズにLive Commerceはある。例えば顧客管理という機能はすでにある。昔はこの機能そのものを作り出す必要があったが、今となっては顧客検索のスピードを改善したり、顧客検索の使い勝手を向上するような開発がメインだ。

そして、今日はここから本題なのだが、Live Commerce の次のプロダクトの必要性に迫れている。

7年前は越境ECサイトなど流行りもしなかったし、まだまだ国内ECサイトは市場も周辺環境も急速な右肩上がり、、、という環境にあった。

しかし7年が経過しLive Commerceを使って海外展開を実現できるようになる事業者が増え、当社の企業理念でもある、「日本を世界に伝える」という部分については、ソフトウェアによって越境でネット通販を実現し、日本の商品をネット越しに海外に伝えられる環境を作り、そして多くの利用者がその目的をLive Commerceによって実現できている今日がある。

さらなる企業理念達成に向けて「日本を世界に伝える」為の次の製品作りのターニングポイントに差し掛かっていると感じている。

先日オープンした OOOBS もそうだが、この先はまったくゼロから製品をつくるのではなく、Live Commerceによって作られた含資産を活用した2次的、3次的な形で日本を世界に伝えるフェーズになる予定だ。まだ発表は差し控えるが、圧倒的な越境ECサイト導入数No1というポジションにあるため、海外に売れる商品データベースを当社はある意味で最も他のどの企業よりも多く保有している。もちろん、ビックデータと言われるような膨大な数のトランザクションからどこの国で何が売れているのか、リアルタイムで把握もできる。

こうした含資産を最大限活用し、既存の利用者向けにさらなるサービス提供と新たな製品作りによって日本を世界に伝えることをもっと行っていきたい。


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