当社で最近ある問合せです。
日本国内市場ではすでに市場でのポジションを確立しており、数百億レベルのECサイトを運営しているにもかかわらず、海外市場では全く鳴かず飛ばず...。
ECサイト構築に運百万円を払った結果、売上は月に数件、、こんなのがざらにあります。
商談すると、細かい業界の慣習はいろいろありますが、だいたい共通している悩みは、
- 海外市場でビジネスの拡大を拒んでいる原因がわからない
- 大胆な意思決定ができない
です。
今日はこの2つを解決するためには、どうすればよいのか考えてみたいと思います。
結論から言うと、この2つを解決することができると、一気に売上が爆発します!
1、海外市場でビジネスの拡大を拒んでいる原因がわからない
この原因、なんだと思いますか?
海外市場でビジネスを拡大したい、でも越境ECサイトを構築したり、広告してみたり、いろいろやってはみたものの、せいぜい数百万円の売上がやっとというケースです。(投資は数百万でも売上数万円というケースも存在します)
発注(外注)先が悪いのか、Eコマースなどのプラットフォームに原因があるのか、
はたまた、自分の能力やスキル不足なのか、、、、
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これ、担当者とガチで話すとわかるのですが、担当自身が売上が上がらないことを望んでいると思うようになってきました。
嫌われる勇気、アドラー哲学に近いものがありますが、
売上が上がらないのではなく、売上を上げることを望んでいないからです。
「えーーー??」
と思いますよね。
でも、売上が上がってしまうと、自分の周りのいろいろなことを変化させないといけなくなります。
例えば、
- 顧客サポートをちゃんとやらないといけない
売上が少なければ、その必要もリスクもない - 物流遅延なく商品を届けないといけない
売上が少なければ、そもそもクレームもないので、その必要もリスクもない - WEBサイトに正確な情報を掲示しないといけない
売上がすくなければ、顧客から指摘されることもないので、その必要性すら分からない - 自分が心地よく感じる(自分一人で食っていく程度の)売上ならよいが、大きすぎても困る
自分が忙しくなることを望んでいない
これら以外にも、たくさんの不都合が発生します。
あなたは、このような不都合が発生しても、まだ前進したいと思いますか?
普通は思わないですよね。
なので、売上拡大を拒んでいるのは、実は担当者自身であったりするのです。
自分ではきづかないかもしれませんが、越境ECサイトで、マーケティング戦略を作る際に、私が顧客と話し込んでいくうちに、だんだんとこういう話になってきます。
売上を上げるためには、顧客像を可視化していくプロセスが必要です。
そのためには、担当者の持っている情報を細かく引き出す必要があります。
有益な情報を探り当てて、そこからマーケティング戦略を作って、売上の数字などもシミュレーションをしていくと、私の中では月商●●千万という数値がでてきます。
でもそれを実行する勇気がない。
なぜ??
2、大胆な意思決定ができない
売上を上げる行為とは、いろいろなことに対して意思決定をする行為なわけです。
例えば、
- 今まで払ったことのない広告費を払う
それに対する意思決定はできるか? - 今までやったことのないやり方で物事を進める
それに対する意思決定はできるか?
あなたは、毎回意思決定をするような状況になっても、まだ前進したいと思いますか?
普通は思わないですよね。
なので、売上拡大を拒んでいるのは、実は担当者自身であったりするのです。
では、どうやってこの状況を打ち破ればよいのでしょうか?
私は、この解決策として常に信じていることがあります。
失敗からのリカバリーを「組織的に行うチーム力」
です。日本人が最も得意な日本人に特化した国民性だと思っています。
日本人は改善することが得意だと思っています。今の日本社会で、道路にはごみもありませんし、近所のごみ収集所は以前はカラスで汚されていましたが、今はネットのあるごみ収集所がほとんどですよね。(埼玉はですが、、)
日本人は、過去の失敗から改善することが得意な国民性なのかなと感じます。
何かを変化させると、今までと違う結果になるので、ある意味でそれを受け入れるというのに時間がかかります。
でも、何かを変化させない限り、私たちが得たい結果を得ることは永遠にありません。
変化させた結果、うまくいかないことの方がむしろ多いですよね。
そこで重要なのか、そのリカバリを組織的に行うチーム力だと思います。
チームとは、クライアントと当社と関係する外注先も含めて、それを1つの組織とみなし、大胆に意思決定したことをチームとしてリカバリしていく推進力のようなものです。
デジタルスタジオと一緒に仕事をするということは、こういう状態になります。これが良いか悪いかは、人次第ですが、重力に逆らって成長をするとはこういうことなのです。
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