2020年7月29日水曜日

越境ECセミナー 3ヶ月で海外売上を越境ECで作る 成長する海外通販事業の作り方

夏休み明けの8月19日にオンラインセミナーを予定しています。今回は3ヶ月で海外売上を越境ECで作る 成長する海外通販事業の作り方 です。


今回も20名限定、オンラインセミナーとなります。オンラインセミナーということで、前回も全国から参加がありました。今回も手軽に参加できます。ただし20名限定ですので、お申込みはお早めにお願いします。

例えば、

・ここ数年、海外市場への販路拡大を検討してみたが、いまいち成果が出ていない。
・ここ数年、売上規模の拡大を試みたが、努力の割に見合った成果が出ていない。
・ここ数年、新しい顧客作りがいまいちできていない。

このようなことを感じていませんか?

特に、既存顧客によって運営されているビジネスは、顧客の加齢によって成長に限界が生まれます。そして他社によって新しいトレンドが発生するたびに、ビジネスは縮小を余儀なくされます。

既存顧客によって支えられているビジネスはいずれ顧客の加齢に伴って、成長に限界が生まれる。


そこで、コロナショック後でも成長を続けている海外ネット通販を利用した新しい顧客創造です。

Live Commerce を活用した「成長するネット通販事業の作り方」とは、「ネット通販による海外売上を年商10億円以上にしたい」、「海外売上比率をアップしたい」と本気で考える経営者のために設計されています。

私たちは、海外売上がまだゼロの会社、もしくはすでに海外に子会社を持っているが海外売上が低迷している企業に「海外売上10億円を超えるネット通販事業」の作り方を支援しています。

海外売上をネット通販事業で作るには、「成長する海外通販事業の作り方」が必要です。その作り方を知らない会社は、どんなに立派なECサイトを作ったとしても、成長にブレーキがかかります。もしくは、その過程の中で事業が崩壊してしまうケースも珍しくありません。

Live Commerce は海外流通額10億円を超えるプロの越境EC運用支援会社

当社および当社顧客が挑戦してきた越境ECにおける標準化された販売ノウハウを当社は持っています。企業ごとにカスタマイズした越境EC戦略を実施すれば、平均30日~どんなに遅くとも90日以内で海外からの売上を作ることに成功しています。しかもその成功確率は2020年5月時点で100%です。海外通販事業で成長をしたい方、ぜひセミナーへの参加をお待ちしています。


2020年2月26日水曜日

ソフトウェアが世界の小売市場のゲームを変えている理由 2


今から7年前の記事ですが、最近になって少しつづではありますがソフトウェアの力が小売にどのように影響しているのかを解説したいと思います。
元記事はこちらです。 Software eats retail

要約すると、2013年にテクノロジーの投資家として有名な Marc Andreessen が放った言葉です。ソフトウェア業界が小売のあり方を根本から変える日が来るということです。彼はWebブラウザNetscapeの共同設立者でありシリコンバレーで最も影響力のある投資家で今までにFacebook、Airbnb、Twitter、Pinterest などさまざまなインターネットテクノロジー企業に関心を持っています。またFacebookやHHewletter-Packardの取締役会にも参加しています。

ずばり、「小売業の大半は廃業し、Eコマースは誰もが購入する場所になる。」この言葉を当時はなったあと、多くのアナリストは懐疑的だったそうです。(当然です)

彼の主張の1つとして、人間が店舗に行き、製品を閲覧し、それらの製品の代金を支払うという行為は200年前と基本的に同じで、レジや決済方法はたしかに変わりましたがコアモデルは1800年代と全く変わっていません。つまり小売業だけが他のどの分野の進歩よりも進化していない産業だということです。

仮に物理的な小売が存在しない未来など想像できるでしょうか。人間が物理的な買い物をする心理的欲求を根本から否定し、全てはEコマース化される世界です。

現実はソフトウェアが小売業を食べていますし、現在進行形でその影響力はますます強くなっていることは否定できません。2020年以降もあらゆる消費行為、広告にはソフトウェアが侵入してくると私も思います。

2020年2月24日月曜日

ソフトウェアが世界の小売市場のゲームを変えている理由

先日、こんな記事がありました。

TESLA COMPUTER HARDWARE STUNS COMPETITORS: “WE CANNOT DO IT”

日経アジアレビューというサイトで電気自動車大手のテスラのモデル3の解体を行い、ある日本のエンジニアは電気自動車に搭載されたコンピュータ技術の高さにショップを受けたという記事です。

日本人エンジニアは「We Can Not Do It = できません。」という回答だったそうで、テスラで採用されている中央制御ユニットを分析した結果、この技術にはすでに追いつくことができないと言及したそうです。

CEOのElon Musk氏によると、Teslaの「ハードウェア3」チップの現世代は、昨年車両に搭載を開始し、Tesla車両が完全に自力で運転できる十分な計算能力を備えています。現時点ではTeslaの自動運転機能はレベル2(5段階中5が完全に自律した自動運転)に制限されています。つまり、車線の変更、方向展開、ドライバー不在での駐車場のナビゲートを処理できます。

さて、日本の自動車メーカーであるTOYOTAですが、完全な電気自動車はまだリリースしていません。ガソリンと電気のハイブリッド自動車の代表であるアクアやプリウスの成功や水素電池自動車の投資によって完全に電気自動車への投資があやふやである印象を受けかねないですよね。

TOYOTAとTESLAの違いは、TESLAはすでに自動車をソフトウェアによってコントロールしている点です。TOYOTAは未だハードウェア先行の会社です。

ここからやはり学ぶことは多いと思います。
世界的に急成長をしている業界というのは、あらゆるものにソフトウェアが侵入してきており、ソフトウェアがまずは主であり、その次にハードウェアという点です。


小売業界はどうでしょうか。

小売業界は元々は大型商業施設にモールとして出店したり、路面店を出したりということで、やはりハード(外観やディスプレイや売り場での商品の見せ方)が先行していました。すべて手で触って感じることができますから、ハード先行です。

一方で価格.comに掲載するネット通販サイトは店舗を持たず、自社サイトと最先端の広告だけで売上数十億円規模の事業者もこの時代に存在します。彼らは小売の生態系を変えてしまっています。

IT時代にモノを売ることを学習した新人類はやはり売り方も違います。

彼らはひたすら商品データベースを作り、それを人工知能などが搭載されたGoogleの最新広告技術を駆使することにより、パーソナライズされた広告を消費者に配信するという手法です。

彼らは何を売るかよりも、商品データベースを構築し、それをGoogleやFacebookの広告配信先に掲載することのほうが遥かに合理的であることに気づいてしまっています。

彼らは何かを売るために、価格調査をしたり売り場のデザインを改良したりすることよりも(もちろん後々デザインなどは改善もしています)、結果として売れたものをよりマーケットに競争力のある価格で提供するという、今までの小売の常識では考えられない手法で小売市場の生態系を根底から揺るがしかねない存在です。


ソフトウェアが世界の小売市場のゲームを変えている理由をもっと詳しく知りたい方はセミナーで → https://www.live-commerce.com/seminar/cross-border200318.html