2016年6月20日月曜日

今後も人材開発会社を目指す

従業員の皆さまへ


先日、Discovery Japanモールをリリースした。
Live Commerce をリリースした時からの念願だった総合モール事業がやっと形になり、これからはLive CommerceというASPの顔から、自ら越境ECの最前線へ立ち、日本の商品の自ら売る側の企業として会社の事業デザインを少しづつではあるが変えていくつもりだ。

Live CommerceとDiscovery Japanはある意味では1つだ。
Discovery Japanができたことで、Live Commerceを使う意味が2通りになっている。

1つ目は、自社ブランドサイト(本店サイト)として使う自社ECサイトとしてのLive Commerceである。これは今やっている事業そのもの。

2つ目は、eBayやDiscovery Japanへの出店を行うためのAmazonでいうセラーセントラル的な使い方である。要は海外販売をするためのセンターコンソール的な役割である。メーカーとしてはまず商品をLive Commerceに登録し、そのあとでどこに出店するかを決める的なやり方。自社サイト、eBay、Discovery Japanの3つの選択肢が増えたので、自社ブランドサイトだけを使うだけではなく、海外ネット通販の総合プラットフォーム的な使い方である。

私がこうしたやりたいと思っていた事業ができたのも、従業員が私の負担を担ってくれて新しい事業をやらせてくれる時間を作ってくれたおかげだと思う。本当に感謝している。

みんなも知っている通り、この数ケ月で外部コンサルタントが2名になっている。
外部といっても、業務支援にとどまらず内部実行している部分もあるので、Discovery Japanをこれから拡大させる彼らが大きな原動力になるはず。

今後も人材開発会社を目指す

この動画をなんどもみんなには見ていただいたと思う。うちの会社は人材開発会社を目指す。
入社当初は海外ネット通販というと、英語ができないといけないとか、ITのスキルが必須とか、、いろいろ不安はあるかもしれないが、1年~2年もすれば超優秀な海外ネット通販の担当者になれるのだ。

今いる全従業員でそもそも海外ネット通販や輸出業務にかかわっていた人は全くいないにもかかわらず、今では顧客をリードするサポートができるようになっているのは、事業を通じて技術を徹底的に学ぶ企業文化が出来上がってきているのだと思う。




2016年6月7日火曜日

海外向け通販モール Discovery Japan



6月16日に念願であるLive Commerce契約者の商品を集めたDiscovery Japanモールを開店する。まさに私がLive Commerceで事業を作り始めてからこの形にもって行くまで約8年ほどかかったが、ようやく理想の形となった。企業理念でもある日本を世界に伝えるという理念を更に一歩前進できたのではないかと思う。

海外展開の時代に突入
8年前はまだ越境ECという言葉すら検索キーワードとしてはなかった。また海外向けにネット通販をやること自体も時期尚早だった感はあったが、2014年、2015年と国内課題として人口減少、少子高齢化、生産年齢人口の減少などがメディアでも報道されたかいもあってか、2015年から一気に海外向けに事業を仕掛ける企業は増えた。TPP参入はISDS条項など、最終的な契約書に課題は残るが、TPPは良くも悪くも海外に積極的に日本の商品を売り込むチャンスと捉えることもできなくない。一方で外国製品、特にアメリカのサービスや製品は当然日本市場に食い込んでくることにはなるが。

Discovery Japanは試験運転
Discovery Japanは海外向けのECサイトでり、このブログを読んでいる日本人が直接購入できるサイトではない。そのためこのブログにはリンクを貼っていない。日本語ブログからリンクを貼ると、Googleが日本語サイトとして認識してしまうケースを避けるためだ。

9月末まで試験運転で、その間は店舗に注文が実際に入っても売上ロイヤリティーなどは一切チャージされない。もちろん9月以降に新規申込をしてもらっても、最初の3ヶ月はロイヤリティーフリーなので安心していただきたい。

9月末まで約3ヶ月ということで、この間は店舗とシステム連携のさまざまな動作チェックを兼ねた形で運用を行う予定だ。ド派手なプロモーションは行わないが、それでもSNSやアフィリエイトをはじめとする各国メディアに積極的に広告は仕掛けていく。

クラウドワーカー
今回、各国にフィリピン、韓国、マレーシア、米国、中国にクラウドワーカーとしてオンライン上でマーケティング活動をしてもらうフリーランサーを雇用し、初めてとなるが全員がオンライン上だけでコミュニケーションを完結させ、オンライン上だけで仕事を進めていくというスタイルとしたのだが、これが意外にも上手くいっている。
日本だとまだ同じオフィスでプロジェクトを推進していくという風潮がまだあるが、海外のワーカー達、特にフリーランサーは在宅での仕事をマルチにこなしていくことに慣れているのだろう。