前回の記事でも書きましたが、広告の究極のKPIはROASです。
ROAS 700% を超えられるか否かは、①広告自体の素材、②広告をクリックした後のWEBページ の2つの構成が影響します。
今日の記事は、②広告をクリックした後のWEBページ、具体的にはECサイトにおけるUIについて説明します。
ユーザー インターフェイス (UI) は、デバイスにおける人間とコンピューターの対話および通信のポイントです。これには、ディスプレイ画面、キーボード、マウス、デスクトップの外観などが含まれます。これは、ユーザーがアプリケーションまたはWeb サイトと対話する方法でもあります。
ECサイトのUIに関していえば、「購入」という目的を達成するために必須となる操作を最適化したWEBデザインを指します。
デザインには数学や物理のような絶対的な正解が存在しないので、個人の直観でいい悪いを決めてしまいがちです。
とは言っても、ECサイトのWEBデザインにある程度のお作法は存在します。それは、購入という目的を達成するためのどうすべきかです。
購入という目的を達成するための最適化されたデザインとは、どんなデザインを意味するのでしょうか?
実際のところ、商材によって購入という目的を達成するまでの過程において、ユーザー側で何らかの判断をしなければならケースも存在します。判断が多くなるほど、UIもその選択肢に応じて最適化する必要があります。
参考までに、Baymard.com という企業によって最適化されたUIとはどういうものなのかを参考までに知ることはできます。
下の画像はBaymard.comによって定義されたアパレル系のECサイトにおけるUI & UXに対する調査結果ですが、これを参考にすると、
- ECサイトのUIには500以上のガイドラインがある。
- 12,000以上のUXパフォーマンススコアを知ることができる(つまり、どういう配置をすれば目的を達成する可能性が高まるか)。
- アパレル、フットウェア、アクセサリーにおける7300以上の業界標準のWEBデザインを知ることができる。
- ユーザーに「フィット感」と「肌触り」を、最もよく伝える方法を知ることができる。
- メイン画像サイズ、カラーバリエーションの表示位置などを知ることができる。
- 返品に関する情報の伝え方を知ることができる。
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