先日、viagogo というサイトでコンサートのチケットを購入したのですが、これが、今までWEBサービスをいろいろ使ってきましたが、最悪の体験だったので、2次被害をうまないためにもに、ここに記録を残しておきます。
結論から言うと、コンサートのわずか3時間前までチケットの予約確認ができませんでした。
viagogo はいかもに、チケットの公式サイトのような体裁をとっているサイトなので、消費者は公式サイトのチケット販売サイトと間違えるのもしょうがないです。
しかし、viagotoのビジネスモデルとしては、こういうことです。
- チケット確定保証は一切ない
- チケットは通常の価格よりも高く設定されている(後で公式サイトを見て判明した)
- チケットを確保できないことを前提に「代替案」が必ずカスタマーサポートから提示される
いかがですか?怖すぎます。
私は、コンサート当日、
朝9時になってサイトにログインしても、いまだ発券されていなかったので、カスタマーサポートにチャットで英語で連絡、激詰めして、今すぐ発券しろとのクレームを入れました。
10時、連絡なし。
11時、再度、カスタマーサポートに英語で激詰め。コンサートが17時からあるので、13時までに発見できなければ全額返金しろとのクレームを入れました。
12時連絡なし。
13時過ぎ、やっとチケットが発券されました。
15時、近くのコンビニでチケットを発券 → 会場入り
17時、なんとかコンサートに間に合った。
つまり、コンサート当日のすべての時間は、viagogoのいわゆる「マーケットプレイス」システムに完全に人質に取られてしまったのです。
これは最悪のユーザー体験でした。viagogo のユーザーレビューはいろいろありますが、あとあとこの会社をChatGPTで調べたところ、各国でユーザーと訴訟になっていますね。
国・地域 | 状況概要 |
---|---|
アメリカ(NY) | 「ベイト&スイッチ」攻撃のクラスアクション進行中 |
アメリカ(その他) | COVID-19返金訴訟、全国訴訟認定を拒否されて進行は限定的 |
カナダ(ケベック) | 隠れ手数料問題でクラスアクション認可・和解済み |
ニュージーランド | 法廷で違法認定・上訴中・表示修正など命令 |
イギリス | CMAからの法的命令あり。改善義務あり、継続監視中 |
オーストラリア | 虚偽表示などで罰金(AUD 7M)科され確定済み |
スイス | 消費者団体と和解合意 |
viagogo を使われてしまった方、すぐにチケットが発券できれば良いですが、あくまでもマーケットプレイス、そのチケットを誰かがすでに買っていてリセールをしない限りはあなたの手元にはこないことを認識の上で、、、ということです。
当日になっても、チケットが来ない場合は、1時間毎にチャットにクレームを入れてみてください。