2023年7月27日木曜日

越境ECでサイトを立ち上げたものの、広告のROASが 700%に到達しないワケ

前回の記事でも書きましたが、広告の究極のKPIはROASです。
ROAS 700% を超えられるか否かは、①広告自体の素材、②広告をクリックした後のWEBページ の2つの構成が影響します。

今日の記事は、②広告をクリックした後のWEBページ、具体的にはECサイトにおけるUIについて説明します。

ユーザー インターフェイス (UI) は、デバイスにおける人間とコンピューターの対話および通信のポイントです。これには、ディスプレイ画面、キーボード、マウス、デスクトップの外観などが含まれます。これは、ユーザーがアプリケーションまたはWeb サイトと対話する方法でもあります。

ECサイトのUIに関していえば、「購入」という目的を達成するために必須となる操作を最適化したWEBデザインを指します。

デザインには数学や物理のような絶対的な正解が存在しないので、個人の直観でいい悪いを決めてしまいがちです。

とは言っても、ECサイトのWEBデザインにある程度のお作法は存在します。それは、購入という目的を達成するためのどうすべきかです。

購入という目的を達成するための最適化されたデザインとは、どんなデザインを意味するのでしょうか?

実際のところ、商材によって購入という目的を達成するまでの過程において、ユーザー側で何らかの判断をしなければならケースも存在します。判断が多くなるほど、UIもその選択肢に応じて最適化する必要があります。

参考までに、Baymard.com という企業によって最適化されたUIとはどういうものなのかを参考までに知ることはできます。

下の画像はBaymard.comによって定義されたアパレル系のECサイトにおけるUI & UXに対する調査結果ですが、これを参考にすると、


  • ECサイトのUIには500以上のガイドラインがある。
  • 12,000以上のUXパフォーマンススコアを知ることができる(つまり、どういう配置をすれば目的を達成する可能性が高まるか)。
  • アパレル、フットウェア、アクセサリーにおける7300以上の業界標準のWEBデザインを知ることができる。
  • ユーザーに「フィット感」と「肌触り」を、最もよく伝える方法を知ることができる。
  • メイン画像サイズ、カラーバリエーションの表示位置などを知ることができる。
  • 返品に関する情報の伝え方を知ることができる。

これが科学的に裏付けされたデータに基づくECサイトのデザインに必要な要件であることが分かると思います。

ちなみに、広告でROAS 700% を出すためには必要条件だったりします。
要は、ECサイトはWEBデザイナーやテンプレートデザインをまねて作っただけではダメで、科学的に検証された各パーツの位置を知ったうえでデザインされている必要があるということです。

これは敢えて言う必要はないかもしれませんが、Live Commerceで設計・デザインした越境ECサイトのテーマはBaymard.comのサービスを受けており、監査済みです。

日本語だと「カートに入れる」というボタンが商品ページに表示されますが、この名称は英語だと「Add to Cart」になります。「Add to Shopping Bag」と表記することもできます。この文言のうち、どちらがいいのかをデータに基づいて確認することができるのが baymard.com のサービスということになります。

このサービスでは、いくつかのECサイトを彼らの指標に合わせてレビューされます。
以下は、GUCCI のサイトですが非常に細かくレビューされます。


1つ1つのECサイトの項目について、彼らのケースに基づき細かくレビューされています。bymard の監査に基づいてECサイトのUIを修正すれば、少なくともデザイン的な見た目は好き嫌いの好みは分かれたとしても、購入の目的を達成するという面ではよいデザインになるということです。



2021年当時でデータベースにフルアクセスできるプランで月額$90の価格でしたが、現在は$150に値上げされています。

ROAS 700% を超えるということは、広告費300万で少なくとも2100万の売上が出るということです。このパフォーマンスを裏付けているのは、Google広告のアルゴリズムとその先のランディングページのUIであることがご理解いただけたのではないでしょうか。

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