主に海外販売をしようと検討している中小企業や大企業、メーカー、ブランド企業が対象で100名近く集まった。
私の持ち時間は1時間15分もあり、1時間話したところで声が枯れてきてしまった。(それだけ、力が入っていたのだろう)
前日から入念のセミナーコンテンツのチェックを何度も行ったおかげで、本番では準備通りにスライドとトークが連動した。
セミナーには私も昔はよく参加した。セミナーはマーケティングを知っている人のセミナーは聞いていて聴き心地がいい。潜在的な問題意識を炙り出してくれる。
その解決方法も具体的に提示してくれる。こちらに問題意識を投げかけてくれるので、行動のきっかけになる。これだけでもセミナーに参加した価値はある。
一方、価値がゼロのセミナーは自分がかかわっているプロダクトの説明を終始押し通す。要は商品の説明が中心で、なぜその商品を使わなければならないのか、その理由が明確でない。問題が何なのか、その問題はなぜ解決されないのか、こうした問いにはほとんど触れず、いきなり商品の開発コンセプトからはいり、それをどう使うのかといったことまでは、、、当然ない。だから、一貫して何が言いたいのか伝わってこない。ストーリー性がない。
過去にこうした経験をしっていたので、昨日のセミナーでは、「何が問題なのか?」そして「なぜその問題はいまだに誰も解決していないのか?」この2つを徹底的にセミナーの持ち時間の半分以上費やし、参加者へ問題意識を投げかけた。
参会者のアンケートを主催側からいただいたのだが、90%の方が非常に参考になったとの回答をいただいた。
セミナーは常に「何が問題なのか?」ここからはじめると参会者の心を掴みやすい。
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