2013年11月25日月曜日

Eコマース界の巨人 Alibaba VS Amazon

中国の電子商取引のリーダーであるアリババグループですが、来年にはアメリカにて上場する可能性が高いそうです。 アナリストは、同社がFacebookのの時価評価に近い約 1,000億ドルで評価されていると見積もっているらしい。

この評価額なんですが、1,700億ドルの評価額を持つ米国のEコマース界の巨人であるAmazonの半分以上です。

ここでおもしろい数字がある。
先日11月11日は中国で言うところの独身の日としてタオバオでは24時間だけで57.5億ドルを売り上げたんですが、これはアメリカ版のサイバーマンデーの14.6億ドルの約3倍ですよ。中国の消費パワーが圧倒的にアメリカをぶち抜いちゃっているんですね。


ちなみに、Alibabaが運営する淘宝網TmallマーケットプレイスがAmazon.cnと直接対決する構図になる。AlibabaとAmazonは互いにバプリックカンパニーになることで、米市場でも中国市場でも直接対決になりそうだ。

で、いい図があったので、こちらも参考までに。


決定的な違いは、Alibabaは楽天のようなモール形式で基本的には直接販売ではなく小売業者がモールに参加して販売を行うケースをとっている件です。


こちらはインターネットユーザー率ですが、中国はこれだけの数字を出しておきながら、まだ全体数で言えば42%とアメリカの約半分ということです。中国向けEC市場はまだまだ目が離せません。





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